みやだいず✕稲わら

宮崎県都城市在来種みやだいず

宮崎県都城市で農家の屋根裏からひっそりと発見された本大豆。国の推進事業「ナショナルバイオリソースプロジェクト」によって宮崎大学が全国に新聞を使って種子の提供を呼び掛け、その平成22年に試験栽培が開始され、結果過去のどの品種にも属さない宮崎県都城市の在来種だと判明されました。さらに大豆本来の香り、甘みの強い本大豆を商標登録し、平成28年から地元農家の方の試験栽培が開始された偶然と積極的な取組によって日の目を浴びる事になった大豆です。
 そんな古くて新しい個性的な大豆を使って、今までに無いうまい納豆をつくるため、大学納豆屋YOSHI!も日々納豆と向き合っていきます。

金沢加賀百万石ほんだ農場

加賀平野のど真ん中、石川県能美市で25年以上*有機農業を取り組まれているほんだ農場さんの稲わらを使用させていただいています。
手を込めて育てられた稲は手押し車のようなバインダーで丁寧に刈り取られ、手作業で積み上げ天日干し。
私自身も天日干しのお手伝いを地元でさせていただいたことがあるのですが、刈り取った稲を一カ所に集める作業は腕力と体力が必要であり、広大な土地となるとその労力には感服せざるを得ません。

有機農業…3年以上、農薬化学肥料などの化学合成資材を使用していないと農林水産省公認の認証団体に認められて初めて語れる農業です。
他にも遺伝子組み換えしていないこと、隣の圃場から農薬が流れてきていないかなど特に田んぼの場合は水路からの侵入も確認、記録をしなくてはならず手間のかかることから、貴重な農業として重宝されています。